宮崎就斗選手 インタビュー公開!

インタビュー

公開日:2016/3/27

2016年4月3日(日)にディファ有明で行われます「REBELS.42」にて工藤政英選手と対戦いたします、宮崎就斗選手のインタビューを公開させていただきます。

「工藤選手に追い込んでもらって、限界のその先を出せたらいいなと思っています」

聞き手:布施鋼治


── 今回はタイトルマッチということで5ラウンドで争われます。過去に5ラウンド闘った経験は?

宮崎 今までずっと3ラウンドしかやったことがなかったので、初めてなんですよ。途中で疲れると思うけど、そこからどんな自分を出せるのか楽しみです。

── 4R以降、自分の知らない未知なる世界が開かれるかもしれない?

宮崎 そうですね。できれば、工藤選手に限界まで追い込んでもらって、そこから限界のその先を出せたらいいなと思っています。

── 去年から定期的にREBELSに参戦しているけど、このプロモーションの印象は?

宮崎 僕はホームとかアウェーとかを気にせず、その時の試合だけに集中するようにしています。

── マイペースを貫きますね。REBELSでの闘いで山場と思える一戦は?

宮崎 前に出させてもらった時には負けているので(2014年9月28日 REBELS.30 対小笠原裕典)、2連敗はしたくなかった。そういう意味で昨年7月の浜本‘キャット’雄大戦ですね。その時から勝ち続けてREBELSのチャンピオンになりたいという気持ちはありました。

── だったらいつかはタイトルマッチでチャンピオンの工藤政英選手と闘うと予想していた?

宮崎 ハイ。ただし、その時その時の対戦相手を気にしていたので、工藤選手を分析し始めたのは最近ですかね。

── 自分の腰に巻かれたチャンピオンベルトについて考えたことは?

宮崎 僕、そういうのは全然ないんですよね。ベルト云々よりチャンピオンに勝つ。そういう方がいいですね。

── キックボクサーとして工藤選手より勝っていると思う点は?

宮崎 パンチ力、キック力などの攻撃力ですかね。

── 一方、チャンピオンの工藤選手は無尽蔵のスタミナを武器にしています。

宮崎 そこの部分も対抗できるように練習しています。スタミナでの勝負も自分がどこまでできるのか。楽しみです。

── 工藤選手の代名詞であるボディフックと宮﨑選手十八番の左ストレートが交錯する場面はありそう?

宮崎 向こうが打ってくれば、ありそうですね。相討ちでもいいかな。もらったらもらったでしょうがないかなと思っています。

── そもそもキックを始めたのはいつから?

宮崎 中3の終わりからです。それまではずっと野球をやっていました。ファーストで打順は5~7番を打っていました。

── 甲子園を目指していた?

宮崎 小学生の時はそうでしたね。でも、中学生くらいになったら自分の実力に気づくじゃないですか。僕は長野県で生まれ育ったので、どこのプロ野球チームがホームというのはない。ただ、小学生の時はジャイアンツファンでしたね。

── 上京したのは大学進学のため? それともキックをやるため?

宮崎 大学進学は上京する最もな理由づけで、キックをやりたかったからです。練習相手のレベルも全然違うし、追い込む時の内容も全然違うので、来て本当に良かったです。

── 先日、無事東洋大学を卒業したと聞きました。おめでとうございます。

宮崎 ありがとうございます。これからはチャンピオンを目指して頑張っていきます。

── 最後に今回のタイトルマッチではどんなフィニッシュをイメージします?

宮崎 最後は根性でグチャグチャになるかもしれないけど、その中でも僕が的確に攻撃を当てて倒せればいいと思っています。何かしら当てて倒したい。

○プロフィール
宮崎 就斗(みやざき しゅうと)
所  属:TARGET
生年月日:1993年8月2日生まれ(22歳)
出  身:長野県長野市
身  長:169cm
タイトル:2011年KAMINARIMON 60kg級優勝
通算戦績:18戦12勝(4KO)6敗

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