【REBELS ~The FINAL~】一夜明け会見レポート

レポート

公開日:2021/3/2

2月28日(日)東京・後楽園ホールで開催された『REBELS ~The FINAL~』の一夜明け会見が3月1日(月)都内で行われ、勝利した7選手が出席した。



■海人(日菜太に判定勝ち)



「昨日は初出場でしたが、REBELS最後の偉大な大会に呼んでいただき光栄に思います。日菜太選手と試合後に話をさせてもらって『世界に行ってきてくれ。海人選手なら通用する』と言ってくれたので、その言葉に恥じないようにしっかりと覚悟を決め、このベルトも自分の物として誇れるよう、世界に挑んでいきたいと思います。
(作戦は?)正直、もっと蹴ってくると思っていたのですがパンチの方が多く、日菜太選手の姿勢も低かったのでヒザ蹴りが腹に入り、後半に顔面にも当てていく作戦に途中から変えました。
(日菜太の攻撃力について)印象的なものが少なかったのですが、左ミドルの重さは今までやってきた70kgの選手と比べても重く、腕にずしっと来るものがあったのでこれが世界で通用してきた左ミドルなんだなと感じました。
(70kg級でやっていく手応えは)ずっと日本人選手とやってきて、まだ当たり負けは感じていません。世界でやっていくために身体作りもしているので問題はありません。
(SBのリングで過去に敗れているザカリア、チャムアトーン、チャド・コリンズ、ピンペットにリベンジしたい気持ちは?)その4選手は下の階級の選手なので、階級を下げてでもリベンジしたい。でも今は70kgで世界で通用するのかを試したいと思います。強い外国人選手に勝っている日本人選手はいないのですが、僕は勝てる自信があります。70kgでやっていける日本人選手になっていきたいです。
(次戦について)4月10日、東京・後楽園ホールで開催されるSBに出場します。他の団体でも出場させてもらえる機会があればSBが最強だということを証明していきたいです。これからはKNOCK OUTのベルトもそうですが、SBのベルトもしっかり守って、見ているファンに誇ってもらえるような姿を見せていきたいと思います」

■白幡裕星(老沼隆斗に判定勝ち)



「昨日はめちゃくちゃ緊張して、試合では勝ったのですが、興奮しすぎて覚えていません。覚えていることは、インターバル中に橋本師範、(宮元)啓介さんや(安本)晴翔さんから『勝ちに来たんだろ? ベルトを獲りに来たんだろ?』と喝を入れられたのを覚えています。勝ってから泣きすぎて恥ずかしかったので、次からは泣かないようにします。
(前回対戦した老沼の印象と比べて)とても強かったのですが、師範に勝たせてもらえた試合でした。今回、一番追い込み練習もきつくて、終盤は逃げ出したくなりました。前回老沼選手に負けた時に『次に勝ちたいなら猛練習しよう』と言われて、その言葉を言っていただいたことで、その言葉通り、朝は10㎞以上走り、昼寝をして、夜は誰よりも早く道場に行き、師範に何ラウンドもミットを持ってもらいました。その作戦通りに行った結果でした。まだまだ未完成の僕ですが、これからも師範の言われる通りにいけば勝ち続けられるという自信にもなりました。
(喝を入れられてどういうふうに変わった?)全ラウンドに喝を入れられて、『ここで負けるわけにはいかない』と思いました。試合前から作戦は練っていて練習通りに動けました。
(ベルトを獲ってこのキック一本の生活に間違いはなかったと確信したか?)確信しましたし、僕の友達は大学進学、就職していく中、僕は16歳で道場の近くに引っ越ししました。その時に気に掛けてくれたのが、晴翔先輩でした。毎日練習終わりにご飯に連れて行ってくれたり、僕がお金のない時は晴翔先輩のお母さんの許可をもらって家に泊まったこともあります。試合の翌日に無理やり車に乗せられて練習に連れていかれたこともあったのですが、そのおかげでこの場に立てていると思います。
(今年はどういう1年にしたい?)KNOCK OUTのスーパーフライ級で1番強いのを証明して、コロナが落ち着いたらタイ人など外国人選手とファイトマネー総取りとかやってみたいです」

■重森陽太(潘隆成に延長判定勝ち)



「ホッとした気持ちが一番です。前回、GPで決勝戦でスアレック選手に負けたことで勝ちに対するイメージが具体的にできなくなっていたので、いつもの試合より緊張はしていたのかなと。でも試合ではしっかりと結果を残せましたし、試合中はかなり頭の中はクリアーだったので良かったと思います。
(試合前の作戦は?)そんなにガチガチに作戦は立てていなく、試合間隔が半年ぐらいあって練習時間が長かったので総合力を上げる、1つ1つの技の精度を高めることをテーマに毎日練習していました。試合中に相手にどの攻撃が当たるのか、何を注意すべきかを考えながらやっていました。
(本戦はドローでしたが、ご自身の感覚は?)どこを評価するかか難しいところでした。技の引き出し、クリーンヒットは自分の方が多かったかと思います。潘選手は凄く気持ちの強い選手で効いた素振りが一切ありませんでした。そこで点が付かないならしょうがないのかなと。ただ判定1-1は違うとは思いましたが、ドローで延長戦に行っても良かった。3Rだと物足りないぐらいだったので、むしろ4R戦えたことは良かったと思います。
(今年の目標は?)ここからライト級のトップ戦線で引っ張っていけるように頑張っていきます。
(スアレックへのリベンジは?)スケジュールがどうなるかはわかりませんが、先に他の選手とやるような状況を自分が作らないようにしたいので、ライト級の選手には負けないようにしていきたいと思います。
(ファンにメッセージを)私は普段、『KNOCK OUT』のスーパーフェザー級王者(-60.0kg)、ライト級(-62.5kg)の真ん中の体重で試合をしているので、どちらでも試合ができます。BLACKルールでもやっていけるので、どういう試合になるのか想像していただけるファイトをしていきたい。最大4本ベルトが狙えるのですが2本ぐらいにしたいと思います」

■リカルド・ブラボ(津崎善郎に判定勝ち)



「勝つことが大事でしたが、KOできなかったのでそんなに嬉しくはないです。70kg級は海人選手、日菜太選手と強い選手が多いのでまだまだです。2Rにいいパンチをもらって凄く勉強になったので、これからもっとディフェンスの練習をします。次は4月11日に新日本キックで試合が決まっているので、そこでも絶対に勝ちます。
(試合前の作戦は?)最初の試合で津崎選手が手足が長くて距離が遠い。相手のパンチが強いと感じたので気を付けました。前回は自分の距離がわからなったので、今回はパンチで100%の力を出したのですが、津崎選手は打たれ強かったです。
(試合後に伊原会長からアドバイスは?)勝っても負けても言われました。ガードが低かったし、バランスも悪く、自分の距離で戦えず、会長は怒ってました。これから練習して、4月、6月、10月と試合をして負けない試合をやります。
(メインで同階級のタイトルマッチが行われたことについて)海人選手、日菜太選手の2人ともめちゃくちゃ強かったです。選手は少ないですけど、緑川選手、T-98選手とみんな強い。来年か再来年にぜひタイトルマッチをやりたいですね」

■良太郎(橋本悟に判定勝ち)



「橋本選手と宮田プロデューサーを挟んでトラッシュトークや乱闘が期待されていたと思いますが、僕はジム代表としてもやっていて誰よりもファイターのことは尊敬しているので、別にそういうのはいらないのかなと。試合前に激闘必至と期待されていて挑発し合ってコケる試合が多く、僕はそういうのはリング上で見せられたらいいのかなと。橋本選手に関してはガードを固めてこつこつ攻めることを考えていたのですが、試合が開始してから30秒でお互いにそれは飛んでいました。そのまま殴り合って結果的に僕の勝利になりましたが、会場がしっかり温まって楽しい時間になったので良かったです。
(試合の作戦は?)セコンドからの指示はしっかりガードをしてこつこつヒジ、ヒザを当てていくものでしたが、それを守る気はなかったです(笑)。
(試合中、橋本選手のパンチでぐらついた部分があったがどういう心境だった?)映像を見たら目が泳いでましたよね。食らって効いた感じはなかったのですが、3Rに顎にもらってフラフラしながらも応戦してダウンを取ることができました。
(前日会見ではノーガードで打ち合うと周りから怒られると言われていたが、試合後の周りからの評価は?)めちゃくちゃ怒られました(笑)。僕のことを応援してくださる方は、どうせこうなると思っているでしょう。たまにはこういう試合もいいかなと思ってやっちゃいました。
(今年の目標は?)新生『KNOCK OUT』では65kgが自分の舞台。BLACKルールのチャンピオンはこれからトーナメントが開催されて決まりますが、REDルールはまだ決まっていないのでそこに照準を絞りたいと思います。
(ベルトを獲るまでに標的は?)トーナメントを4人制でやるんだったら、反対ブロックで橋本選手がいても楽しい。そこはプロデューサーに任せます。いつもそうですが、僕は倒したい選手は特にいません」

■麻火佑太郎(紀州のマルちゃんに1RTKO勝ち)



「昨日はずっと憧れていた『REBELS』の最終戦に呼んでいただいてそこでKO勝ちという形で無事に勝てたのでホッとしています。やりたかったことはもっとたくさんあったのですが、パンチに偏ってしまったのでそこは反省点が残りました。次戦に向けてまだまだ成長できると思ったので、次に期待していただけたら、と思います。
(試合の作戦は?)パンチは狙っていたのですが、まずは蹴りから組み立ててしっかり効かせてから顔を狙っていこうと。相手選手は長身で距離が凄く遠かったのですが、相手がたまたま入ってきたところにカウンターが入りました。その後に行けるなと自分でも確信しましたし、セコンドからもGOサインが出たので最後にパンチで倒し切ることができました。
(初めてKO勝ちした気持ちは?)パンチでダウンを取ったこともあまりなく、自分でもビックリしましたが、昨日の試合で倒し方のコツを掴んだので自分の中でも成長できると感じた試合にもなりました。
(当初は大谷翔平と対戦予定だったが、いつ対戦したい?)マルちゃん選手は他団体で大谷選手と互角にやっていて、今回はその選手にいい勝ち方ができたので自分がベルトに近づくような相手との試合を組んでいただけたら嬉しいです。
(タイトルマッチに近づくために倒しておきたい相手は?)やはりベルトに近づくためには大谷選手に勝つことかもしれません(笑)。個人的にはスアレック選手とやりたいのですがREDルールをメインにやっている選手なので、どうなんでしょうか。
(KNOCK OUT-BLACKライト級王者のバスーカ巧樹だが、自信は?)バズーカ選手はMA日本キックのベルトを持っていて、僕もランキングに入っています。以前にバズーカ選手との試合を組んでいただいたのですが、その試合の1カ月前にバズーカ選手はKO負けしたことで試合はなくなりました。その時よりも今の方が勝てる自信は凄く上がっています。スタイルの系統は変則的で似ていると思うのですが、殴り合いはしたくはないのでパンチをもらわずに自分のペースに持って行って勝てればいいなと思います。
(ファンにメッセージを)今回勝てて次につながったと思います。試合前に盛り上げるのは自分は得意ではないので、1試合1試合勝ち続けることで自分の存在感をアピールし、今年中に目標を達成したいと思います。自分や新生『KNOCK OUT』を注目していただけたらと思います」

■鈴木貫太(大川一輝に判定勝ち)



「率直に勝ててホッとしています。一度勝っている相手と再戦するのは初めての経験ですし、次も負けられない重圧を感じていました。
(前回と比べて大川はどうだった?)前回、大川選手はずっと距離を取る戦いをしてきて前に出てくる印象がなかったのですが、昨日は1R目から前に出てきて圧力を感じました。
(昨日の作戦は?)前回は蹴りで自分のペースを作れたので、今回は自信のあるミドルキックでペースを掴む作戦で行ったところ、作戦通りにできました。
(今年の目標は?)自分はまだまだな選手なのですが、『KNOCK OUT』の55kg級には強い選手がたくさんいて、そこでベルトを獲れば凄く価値があるのでそこを目標にして頑張っています。与えてもらったチャンスを大事に、全勝を目標にして頑張っていきたいと思います。自分はキャリアも知名度もありませんが、これからチャンピオンを目指して頑張っていくので応援よろしくお願いいたします」

■山口元気代表(エキシビションマッチで皇治と対戦)



「REBELSを10年間応援してくれたファンの皆様にはありがたい気持ちでいっぱいでした。UMA君の引退式でリングに上がってリングマットを見たら、ヒジ打ちが認められたルールだったので血が凄く染み付いていて、こういう歴史だったんだなと。またここから『KNOCK OUT』で白いマットになって新しい血染めの歴史が始まるのかなと思います。昨日はいい形でフィナーレを迎えられて、今日から新生として歩んでいけるのも楽しみな気持ちです。
エキシビションマッチは、足を上げるのがきつくて……思いっきり蹴ることが今までなかったのでつりそうになりました。あと、皇治君が予想以上に本気で蹴ってきたのが痛かったです(苦笑)。皇治君、RIZINの皆様の協力があってのエキシだったので感謝の意を述べたいと思います。
(試合前に63kgまで減量すると言っていたが)65kgが限界でした…。健康的な2週間だったので、これからも減量は続けていこうと思います。
(日菜太に関して)ああいう形で負けて、僕に『会長、もう潮時です』と言ってきました。試合では後半スピードが落ちていて、もう無理だなと感じましたね。もう十分頑張ったと思いますし、うちに移籍して10何年も引っ張ってくれました。彼は昔から、自分は先輩を食ってのし上がって名前を上げてきたので、僕も最後に若手でトップに立つであろう選手とやって、次の世代につなげますと言っていて、まさにその通りになったなと。次戦はどうなるかはわかりませんが、いい形で次の世代にバトンタッチできたので、感慨深いものがありました」

日菜太に関してREBELS宮田充プロデューサーは「昨夜ドクターから連絡があり日菜太選手と病院へ行っていたところ、ヒザ蹴りを受けて上アゴ骨折ということで、前歯が数本折れた状態でした。最初は手術かなとの話もありました。病院には3時過ぎまでいたのですが、昨日は手術する必要もなく入院も大丈夫とのことでしたが、今日も診察に行っています。本人とも話したのですが、ファイターのピリオドはその選手の美学。運営としてはゆっくり考えたらと言葉を投げたい。ご家族もいるので、すぐに決めないといけないわけではないので、ケガを治すことを第一に考えてほしい」とコメント。

 なお、会見最後に宮田充プロデューサーは、皇治に関して言及。
「皇治選手はTEAM ONEというジムを都内に設立します。私たちも何か新しい形で協力できるものがあればいいなと思っていて、昨日だけの“点”で終わらず、新しい付き合いを続けていければ、“実り”もあるのかなと。いつになるかはわかりませんが、次はエキシビションマッチではなく、公式試合として皇治選手には上がってもらいたいと思います。『KNOCK OUT』のビッグマッチで皇治選手と勝負できる選手を作っていくのも、今後の『KNOCK OUT』の1つのテーマだと思います」と、皇治に『KNOCK OUT』参戦を呼び掛けていきたいとした。

【REBELS ~The FINAL~】前日計量レポート

レポート

公開日:2021/2/27

2021年2月28日(日)東京・後楽園ホールで開催される『REBELS ~The FINAL~』の前日計量&会見会見が、27日(土)都内にて行われた。

 ダブルメインイベント第2試合の【無法島 presents REBELS-BLACKスーパーウェルター級タイトルマッチ】で対戦する王者・日菜太(クロスポイント吉祥寺)は70.0kg、挑戦者・海人(TEAM F.O.D)は69.8kgで計量をクリアーし、あとは試合のゴングを待つのみとなった。

 計量後の会見で海人は「REBELS初参戦、メインイベントでタイトルマッチを組んでいただき、僕はシュートボクサーとしてREBELSに乗り込むので、全て自分が持って行く。シュートボクサーの僕が明日はしっかり倒して勝って、世界に行きたいと思います」と、日菜太戦は世界の強豪と戦っていくための通過点にしか過ぎないという。

 これを受けて日菜太は「試合前に色々と言い合うのは僕は好きではありません。これからしっかり休んでいいコンディションを作っていい試合をして、みんなに笑って帰ってもらえるようにしたいと思います」と明日のためにコンディションを良くしたいとコメント。

 この日、両者は1月24日のカード決定会見以来の顔合わせとなり、印象を聞かれた海人は「今までREBELSでやってきた覚悟を向かい合った時に感じました」と言いつつも、「1Rでも、3Rまで行ったとしても全部自分が圧倒して勝っている試合を目指します」と圧勝を予告。

 日菜太も「久しぶりに顔を会わせて特に思うことはありませんが、身体の仕上がりを見てもらえれば僕も凄く調子が良いので、明日はいいものを見せられるんじゃないかと自分に凄く期待できる調整ができたと思います」と自信を見せる。

 日菜太は、海人と同じS-cup世界王者のアンディ・サワーと2戦して1勝1敗の結果を収めており、そのことについて聞かれた海人は「その結果を意識する部分はないのですが、シュートボクサーとして僕も負けられないですし、この試合では絶対に負けられないので僕もしっかり勝って自分もアンディ・サワー選手といった世界の選手とやっていきたい」と改めて世界進出をアピールした。

 最後にファンへのメッセージを求められた日菜太は「僕は色んなリスクがある中の全てを差し出して、この一戦に懸けます。赤ちゃんが生まれたばかりでまだ小さいので、試合には来られません。自分がリング上で戦っている姿を一回ぐらいは見せたいなと。そういう意味でも、今回、負けたくない想いは今までと比べても強い。しっかり勝って日本最強の座をしっかり世間の人にアピールして次のステージにいきたい」と力強く意気込みを語った。

また、ダブルメインイベント第1試合、【創世のタイガpresents REBELS-RED スーパーフライ級タイトルマッチ】で対戦する王者・老沼隆斗(STRUGGLE)、挑戦者の白幡裕星(橋本道場)は共に51.9kgで計量をパスした。

 2020年2月29日に対戦している両者。この時は延長戦の末に老沼が判定勝ちを収めている。1年ぶりの再戦を前に老沼は「明日に向けてやれることを全力でやってきたので、それを出すだけです。プロになって初めて巻いたベルト。今大会で封印されるベルトなので最後まで守り抜きます」と気合い十分。

 一方、リベンジ&タイトル奪取を狙う白幡は「この試合が決まって追い込いでいる時に、今自分がいるのは橋本師範をはじめ道場の皆様といった応援してくれる方のおかげだと感じたので、明日はみんなで笑って帰りたい。僕と同じ年の人は今年度で高校卒業します。大学進学、就職も考えている友達が多い中、僕は格闘技一本でやってきました。俺にはこの道があるというのを証明していきたいので、勝って証明します」と並々ならぬ意気込みを語った。

 明日の試合後の目標を聞かれると、白幡は「勝って言いたいことはあるので明日に備えたい」と多くを語らなかったのに対し、老沼は「他団体のチャンピオンとやっていきたいし、自分がスーパーフライ級で強さを証明する年にしたい」とした。

■セミファイナル(第5試合) ライト級/REDルール/3分3R・延長1R



・潘 隆成(クロスポイント吉祥寺)62.4kg

「明日は2つテーマがあって、1つはライト級初戦で重森選手に全力で挑む。もう1つは、最後のREBELSにしっかり華を添える。その2つをしっかりリングで表現したいと思います。(REBELSvs新日本キックの団体対抗戦になるが意識はするか)最後のREBELSなのでホームの僕が勝たないといけないと思いますが、個人的にリスペクトしている重森選手と戦えるのが嬉しいです。(イケメン対決として注目を集めていますが、容姿を含めてここは負けてないと思うものがあれば)重森選手はカッコいいので、試合の気持ちは負けないようにしっかり勝って、ライト級の顔になれればいいなと思います。(ファンにメッセージ)明日はお世話になったREBELSにしっかり華を添えられるように熱い試合をしていきたい。メインの日菜太さんにつなげられるように勝ちます」

・重森陽太(伊原道場稲城支部)62.2kg

「潘選手も凄く調子良さそうで私も調子がいいです。先ほど『2人は和やかだね』と言われましたが、明日はお客さんが驚くような引いてしまう熱い試合を2人で作りあげられたらと思います。(REBELSvs新日本キックの団体対抗戦になるが意識はするか)私は新日本キックを代表して色んな団体で試合を経験してきました。明日もREBELSファイナルでいい試合をした上で、記憶に残る試合をしたいと思います。新日本キック代表として対抗戦をどんどんして、新日本キックを引っ張っていく存在になりたいので明日は落とせない一戦になります。(イケメン対決として注目を集めていますが、容姿を含めてここは負けてないと思うものがあれば)とてもタイプが似ていると思います。潘選手は背が高くてカッコいいので試合で負けないように頑張ります。(ファンにメッセージ)かなり注目されている大会ですし、潘選手との試合はメインに負けない内容で盛り上がると思うので、会場に来られない皆さんはスカパー、ツイキャスで楽しんでいただけたらと思います」

■第4試合 スーパーウェルター級/REDルール/3分3R・延長1R



・津崎善郎(LAILAPS 東京北星ジム)69.9kg

「凄く調子も体調も良くて、いいものが見せられると思います。(REBELSvs新日本キックの団体対抗戦になるが意識はするか)前回は新日本キックのリングで戦ってドローだったので、今度はホームで決着を付けたいと思います。(ファンにメッセージ)ジムで石毛会長に稽古をつけてもらっていて『これといった技がない』と言われています。僕は海上自衛隊で培った海軍魂、バックパッカーで培った旅人魂に注目してください」

・リカルド・ブラボ(伊原道場アルゼンチン支部)69.9kg

「いい練習をやってきたので素晴らしい試合をします。(REBELSvs新日本キックの団体対抗戦になるが意識はするか)新日本キックは強くて古い協会です。明日はいい試合をして倒し、KNOCK OUT、RIZINで試合をしたい。(ファンにメッセージ)明日の試合は絶対に負けません。勝ったら、いい選手とやっていきたい。70kgで一番強い選手になります」

■第3試合 64.0kg契約/REDルール/3分3R・延長1R



・良太郎(池袋 BLUE DOG GYM)63.9kg
「最後のREBELS、僕が最後のREBELSのライト級チャンピオンなので、しっかり結果で盛り上げたいと思います。(明日の試合で注目してほしいのは?)試合中に橋本選手に殴られてプッツンきて、またノーガードで殴り合ってみんなに怒られる様が見られると思います。(山口代表がエキシビションで復活しますが、REBELS王者としてどういう試合を期待するか)山口代表の映像をよく見ていて往年の名チャンピオンです。8オンス、生脛、ヘッドギアなしの試合が見たい。1Rは皇治選手、2Rは僕、3Rは日菜太さんでどうでしょうか?(ファンにメッセージを)最後のREBELSで最後のREBELSチャンピオンに相応しい戦いをしたいと思います」

・橋本 悟(橋本道場)63.8kg

「明日スカパー、ツイキャスで見る人、会場に来る人も人が倒れるところが見たいと思うので、しっかり倒して決めたいと思います。(明日の試合で注目してほしいのは?)自分はパンチだけになってしまいますが、パンチだけじゃないところをしっかり見せたい。(最後のREBELSでREBELSチャンピオンとやることに関して)美味しいということしか思わないので、僕が強いところを見せたい。(ファンにメッセージを)後輩の裕星につなげられるように盛り上げてしっかり倒します」

■第2試合 ライト級/BLACKルール/3分3R・延長1R



・紀州のマルちゃん(武勇会)62.2kg

「急遽決まりましたが、使っていただきありがとうございます。明日はマルちゃんファンになってもらおうかなと思います。(明日の試合で注目してほしいのは?)華のある入場だけを見てもらえれば。試合はええです。
(ファンにメッセージ)初出場なのでファンはいないかと。見ている人にマルちゃんファンになってもらいたい」

・麻火佑太郎(PHOENIX)62.4kg

「好カードがたくさんある中で2試合目に選んでいただいたので、序盤でしっかり僕が盛り上げて後半につなげます。最初からご来場いただいて注目していただけたたらと思います。(明日の試合で注目してほしいのは?)前回の試合で足技を評価していただいたのですが、自分はパンチもできるので、何でも出して皆さんにもっと魅力を感じてもらえるように頑張りたいと思います。(ファンにメッセージを)REBELSファイナルですが、これからのKNOCK OUTにつながる大事な試合になるので、見ている皆さんが僕に可能性を感じていただけるような試合内容にするのでこれからの僕に注目して下さい」

■第1試合 55.5kg契約/BLACKルール/3分3R・延長1R



・鈴木貫太(ONE’S GOAL)55.4kg
「REBELSファイナルに出場できることを光栄に思います。大川選手とは再戦なのでしっかり内容を意識して、自分の成長を証明するために圧勝したいと思います。(明日の試合で注目してほしいのは?)蹴りもパンチも右の攻撃に自信があるのでそこに注目してほしいです。(ファンにメッセージを)第1試合から会場が盛り上がる試合をしたいので注目してください」

・大川一貴(青春塾)55.4kg

「記念すべき最後の興行なので僕がリベンジして締めくくりたいと思います。(明日の試合で注目してほしいのは?)僕はパンチが得意なのでパンチで倒したい。鈴木選手も倒しに来ると思うので打ち合って盛り上がるような第1試合にしたいと思います。(ファンにメッセージを)スカパー、ツイキャスで観られるので盛り上がる試合になると思うので期待してください」

なお、会見終わりには、ダブルメインイベント後の記念セレモニーでこ皇治(TEAM ONE)とスペシャルエキシビションマッチを行うREBELS・山口元気代表も会見に出席し、「REBELSは10年という長いようで短い期間でしたが、これが終わりではなく、これからがスタート。反乱軍から正規軍になる時が来たという気持ちで、みんながいい試合をして終えられたらと思います。その後の僕のエキシは楽しんでいただけたら。みんなが笑顔になるようなもので終えられればなと思います」とあいさつ。

 エキシビビションの反響については「昔の僕を応援してくれる懐かしいやつらからも連絡があって、それでPVの売上が日菜太に続いて2位になったのかなと(笑)。今回は試合ではなく、元・山口元気なので明日はお笑いに走ろうと思います(笑)。仕上がりは……全く仕上げてないのでウエイトを落としてスーツを着られるようになったのは良かった。エンターテインメントなので入場には注目してほしい」とコメントした。

生中継解説者はぱんちゃん璃奈選手とUMA選手に決定!

公開日:2021/2/26


来る2月28日(日)後楽園ホールにて開催します 『REBELS ~The FINAL~』の模様は、「ツイキャス」にてプレミア配信、「サムライTV」にて生中継されます。
この大会の生中継解説を、ぱんちゃん璃奈(REBELS-BLACK女子46kg級王者/STRUGGLE)と、この大会で引退記念セレモニーを行うUMA(REBELS-BLACK 67kg級王者/K&K BOXING CLUB)が務めることが決定しました。




◇「ツイキャス」プレミア配信は、通常の【ライブ観戦チケット:3,300円(税込)】と【ファイター応援チケット:6,600円(税込)】の2種類をご用意しました。
【ファイター応援チケット】は、今大会の公式戦に出場する14名のファイター+スペシャルエキシビションマッチに出場する山口元気選手と皇治選手+引退記念セレモニーを行うUMA選手の中から1選手をお選びいただきます。売り上げの一部は、お選びいただいたファイターに還元させていただきます。

<放送概要>
当日17:30より全試合終了までのPPV有料生配信となります。下記ページよりご購入いただけます。
https://twitcasting.tv/kb_knockout/shopcart/51717
※視聴期限:2021年3月14日(日) 23:59まで。何度でもご視聴いただけます。


◇「サムライTV」生中継は、当日17:30から全試合終了まで完全生中継されます。
サムライTVは、スカパー!プレミアムサービス、ひかりTVほか全国のケーブルテレビで絶賛放送中!
月額料金:1,980円(税込)
https://www.samurai-tv.com/


◆実況メンバー
ぱんちゃん璃奈(ぱんちゃん・りな//REBELS-BLACK女子46kg級王者)
UMA(ゆーま/REBELS-BLACK 67kg級王者/K&K BOXING CLUB)
四家秀治(よつや・ひではる/実況アナウンサー/ボイスオン)

一夜明け会見をYoutubeで配信!

公開日:2021/2/25

2021年2月28日(日)に後楽園ホールで行われます「REBELS ~The FINAL~」の一夜明け会見をYoutubeにて配信させていただきます。
http://youtube.com/c/KNOCKOUT_KB

【日時】2021年3月1日(月)
    配信開始 14:00


是非ご覧ください!

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