雷電HIROAKI選手 インタビュー公開!

インタビュー

公開日:2016/7/3

2016年7月10日(日)にディファ有明で行われます「REBELS.44」にてスアレック・ルークカムイ選手と対戦いたします、雷電HIROAKI選手のインタビューを公開させていただきます。

「タイ人に負けないチャイスーを見せたい」

聞き手:布施鋼治


── 6月1日、練習仲間のT-98選手がラジャダムナン王座を奪取しましたね。

雷電 生で見ていましたけど、本当にいい刺激になりましたね。しかも、その次のREBELSのメインが僕ですからね。

── いい形でバトンを手渡されたんじゃないですか。でも、意外にもタイ人と闘うのは今回が初めてなんですよね?

雷電 そうなんですよ。35戦目にして初めてなんですよ。こういう選手はなかなかいないんじゃないですか(苦笑)。やっとここまで来れたという感じがしますね。オファーが来た時、やっとタイ人と闘えるんだと思いました。

── 過去にタイで練習した経験は?

雷電 ハイ、前のジムに所属していた時の話になりますけど、10年前と12年前に2回ほどタイで練習したことはあります。ただ、実際に闘うのは今回が初めてですからね。

── しかも、今回はメインイベントへの出場です。

雷電 今まで小さな大会や昼の部のメインを務めさせてもらったことはあったけど、REBELSのような大きな大会のメインは初めてなんですよ。

── 初めて尽くしの一戦なんですね。武者震いは?

雷電 へんな緊張はないですけど、いい意味でのプレッシャーはあると思います。

── スアレック・ルークカムイ選手のイメージは?

雷電 今年5月のJ-NETWORKで翔・センチャイジム選手と闘った試合(スアレックの3RTKO勝ち)を生で観ましたけど、タイ人にしては珍しくパンチでガンガン攻めるタイプですね。パンチ力もあって倒しに来る。攻撃力の強い選手だと思いました。

── 相手にとって不足なし?

雷電 そうですね。激しい闘いができると思います。

── 初めてのVSタイ人ということで特別な対策も狙っている?

雷電 何か特別なことをやっているわけではありません。いつも通りといえばいつも通りですね。スアレック選手は最初にガンガン来るので前半は強くて勢いもあるだろうけど、後半は僕の方が強いと思う。ヒジも強いので、しっかり凌いで後半勝負でいきたい。

── 1R開始早々、いきなり強い攻撃を仕掛けて脅してくるのがタイ人の常套手段です。

雷電 そういう脅しをかけてくることも承知しています。仕掛けられる覚悟はできています。

── リーチや身長の差を活かして闘う?

雷電 そうですね。懐に入らせないようにして闘いたい。

── 3月9日のREBELS.41で黒田アキヒロ選手を破ってREBELS-MUAYTHAIとWPMF日本の統一ライト級王者になったことも自信につながっている?

雷電 ハイ。トーナメントに出場している選手はみんな王者で強い選手ばかりだったので、その中で勝ち上がってこれたことは大きな自信になりましたね。

── 国内では統一王者になりました。これでスアレックに勝ったら。

雷電 全ては今回の試合結果次第になると思うけど、ここ2年間はVS日本人無敗で来たので次はWPMF世界王座を狙いたい。そのためにも最後まで攻め続けてタイ人に負けないチャイスー(タイ語で勇敢に闘う心という意味)を見せたい。

○プロフィール
雷電HIROAKI
所  属:スクランブル渋谷
生年月日:1981年9月11日生まれ(34歳)
出  身:長野県岡谷市
身  長:180cm
タイトル:REBELS-MUAYTHAIライト級王者、WPMF日本ライト級王者
通算戦績:34戦19勝(2KO)12敗3分

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