日菜太選手 インタビュー公開!

インタビュー

公開日:2016/8/5

2016年8月7日(日)に大田区総合体育館で行われます「REBELS.45」にてアルバート・クラウス選手と対戦いたします、日菜太選手のインタビューを公開させていただきます。

「今だったら、クラウスを完封できる」



―― 最近のアルバート・クラウス選手の戦績を見ると、10戦のうち7戦を中国で闘っています。

日菜太 最近の4試合、中国人選手と闘っているのは見ました。1試合だけ負けているけど、それも僕の目には勝っているように見えましたね。

── 今大会ではダニロ・ザノリニ選手と闘うグ・ハイ選手ですね。

日菜太 サウスポーの中国人選手です。グ選手が引いて引いてという感じで、クラウス選手の勝ちでもおかしくないと思いました。

── クラウスという名前を聞いて「過去の人」という烙印を押す人がいるかもしれないけど、最近の試合ぶりを目の当たりにしたら決してそうではない、と。

日菜太 弱くはなっていないと思う。だって対戦相手はビックリするくらい下がっているわけですからね。「そんなに圧力があるのかな」と思いますよ。

── 旧K-1やGLORYに出ていた時のクラウス選手とはちょっと違う?

日菜太 ハイ、いまのクラウスは前に出て相手がロープやコーナーに詰まったら、右フックの強く打ちたいのか、構えをサウスポーになったりするんですよ。そのへんも対戦相手はやりづらいのかなと思いますね。

── その対応もバッチリ?

日菜太 すでに頭の中では闘っているけど、自分がそこまで下がらされているというイメージはできない。僕はクラウスの前進を止めたいと思う。ロープやコーナーまで押し込まれるようなところまではいかないようにしたい。

── 実際にクラウス選手と似たような体型やファイトスタイルの選手ともスパーをやったりした?

日菜太 この間東洋太平洋のタイトルマッチをやった輪島功一スポーツジムの斎藤幸伸丸選手と週1~2回ずっとスパーリングをやっていたんですよ。グイグイ前に出るインファイターなので、いい感じでできたと思います。そのあとは緑川創選手とスパーを始めています。彼もクラウスみたいなタイプなので、いい練習ができているかなと思いますね。あとは総合のAKIRAさん。「公園で木を蹴ってます」というメールがあったので(笑)、練習に誘いました。彼は圧力があるし、頑丈なのでいい練習ができていると思います。

── スパーリングパートナーには恵まれている感じですね。

日菜太 右も左も関係なく圧力のある選手とやれましたからね。あとは蹴ってどこまでいけるか。僕の良さは蹴りなので、蹴りをいっぱい蹴られないと。自分がやられるパターンは100%パンチなので、そうならないような練習をしています。

── 蹴りで攻めて、パンチが当たるならパンチで行く感じ?

日菜太 ここまで日菜太は蹴りができるんだという部分を見せることができれば、負ける確率はどんどん減ってくる。いまだったらクラウスを完封するんじゃないかと思います。

── 欲をいえば、倒して勝ちたい?

日菜太 効かせたいですね。なんか○△が弱そうなので。

── クラウスといえば、負ける時はハイキックで負けるシーンが思い浮かびます。

日菜太 やっぱり○△が効いてそうなるんじゃないですかね。○△を効かせて、最後は□◇で倒したい。

── 期待しています。

日菜太 そうそう、最近、武井壮さんが僕にメッセージをくれたんですよ。「キックがメジャーになるためには日菜太がメジャーになるしかない」って。

── それは大きな励みになりますね。

日菜太 クラウスに勝ったら、リング上からアピールすることも決めています。楽しみにしていてください。

○プロフィール
日菜太
所  属:クロスポイント吉祥寺
生年月日:1986年8月26日生まれ(29歳)
出  身:神奈川県
身  長:181.5cm
タイトル:REBELS70kg級王者
通算戦績:56戦40勝(14KO)16敗


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