松崎公則選手 インタビュー公開!
インタビュー
公開日:2016/10/5
2016年10月23日(日)にディファ有明で行われます「REBELS.46」にてMICHAEL・FLYSKYGYM選手と対戦いたします、松崎公則選手のインタビューを公開させていただきます。
「努力の人から達人に変身します」
―― ご結婚おめでとうございます。
松崎 ありがとうございます。6月5日に籍を入れました。
── 新婚旅行に行っていたという話を聞きました。
松崎 マレーシアのボルネオ島に行っていました。コタキナバルというところから飛行機で1時間くらいいったセピロックというところに行っていました。そこはオランウータンなどの動物を保護しているところなんですよ。自然がたくさんあって、人も良くて、いいところでしたね。。心身ともにオーバーホールすることができました。
── ムエタイのムの字もなさそうなところですね。
松崎 ハイ(苦笑)。ここで気持ちを切り換えて、本気のスイッチを入れたい。
── 現地では節制していた?
松崎 一応走ったりはしていたけど、そんなにしてはいなかったですね。いま57㎏なので、体重は問題ない。あっ、そういえば、帰国してから食中毒になったんですよ。たぶん向こうで食べた魚やエビが当たったんでしょうね。
── お大事にしてください。ところで、今回はスーパーフライ級。過去に何度もこの階級で闘っているけど、その一方で一階級下のフライ級でも闘っていますよね。どちらの方が闘いやすい?
松崎 体調や減量のことを考えると、スーパーフライ級の方がいいですね。ただ、この階級の方が対戦相手の体も大きくなってくるので、その点では不利になると思いますが。
── 今回王座を争うMICHAEL・FLYSKYGYM選手は以前から意識していた?
松崎 そんなに意識はしていなかったですね。見た目はかなりイケイケな感じ。闘い方も結構ガンガン来るタイプだと思う。
── 現時点ではどんな試合をイメージする?
松崎 向こうがガンガン来るのをいなしながら、自分の一撃を入れる感じですね。
── 相手は24歳。16歳という年齢差は気になる?
松崎(いつも対戦相手は年下なので)もうそろそろ気にならなくなってきた感じですね。またかという感じ(苦笑)。
── 41歳になりました。気持ちの変化は?
松崎 特別はないけど、体は衰えていくので、闘い方も含め、もっと先のことも考えていこうかなと思っています。
── 選手としてのゴールも見据えている?
松崎 一応見据えはいます。毎年辞めようかなと思っているんですけど、なんか続けちゃうにんですよね(苦笑)。
── 新妻は応援してくれる?
松崎 そうですね。闘えば、応援してくれますね。
── 減量時の主食は?
松崎 野菜や果物が主食になりますね。
── REBELSに送ったプロフィール用紙を見ると、自己アピール欄に「子供 叱るな 来た道だもの。老人 笑うな 行く道だもの。来た道 行く道 二人旅。これから通る今日の道。通り直しのできぬ道」というひじょうに興味深いコメントを残しています。
松崎 結構長年やってきて、昔を思うと若かった時もあったなと思いますね。それでちょっといろいろ勉強してきたので、あまりなめられないようにしないといけないと思いますね。
── 結果も残しているし、なめられないと思いますよ。自信を持ってください。最後に今回は王座決定戦。どんなところに注目してほしい?
松崎 そうですね。向こうはガンガンやってくると思うので、そこをサバきたい。いま目指しているのは、いかにして最小限の力で最大限の力を出すかということです。
── ホ~ッ、達人の域ですね。
松崎 そこを目指しているので、そういうところを見てもらえればいいかなと思いますね。
── イメージ的には7月10日の土橋朋矢戦(3Rに右フックでグラつかせ、その後再三スリップダウンを奪って判定勝ち)に近い?
松崎 あれでサバキの感触は掴めたという感じですかね。あの一戦でそれを試すことができた感はあります。
── もう少し具体的にいうと、打たせずに打つ感じ?
松崎 今まではちょっと頑張ってやってきた感じだったけど、これからは頑張らないで勝つような感じですかね。
── 努力の人から達人に変身するわけですね。
松崎 ハイ、それでチャンスがあれば倒したい。4Rあたりを注目してもらえればいいかなと思っています。
○プロフィール
松崎公則
所 属:STRUGGLE
生年月日:1975年7月29日生まれ(41歳)
出 身:東京都
身 長:162cm
タイトル:元REBELS-MUAYTHAIフライ級王者
通算戦績:34戦15勝(9KO)16敗3分