宮元啓介選手 インタビュー公開!
インタビュー
公開日:2017/3/1
2017年3月11日(土)に後楽園ホールで行われます「REBELS.49」にて炎出丸選手と対戦いたします、宮元啓介選手のインタビューを公開させていただきます。
「僕の中で前回の炎出丸戦は最も振り返りたくない試合なんですよ」
聞き手:布施鋼治
―― 昨年8月以来のREBELS参戦です。
宮元 僕、REBELSでいい結果を出していないんですよ。記憶が正しければ一回しか勝てていないので(14年3月16日 VS裕喜。3R判定勝ち)、今回は勝たないとなと思っています。
── 2016年を振り返ってみたら?
宮元 五分五分ですね。WPMFの世界王座を獲れたことは良かったけど、12月のKNOCK OUTでは負けてしまったし(VS小笠原瑛作 3RKO負け)。
── 気持ち的にはマイナス要素を吹っ切って新年を迎えた感じ?
宮元 そうですね。
── ということは今回の一戦は非常に重要になってきますよね。
宮元 絶対負けられないなと思います。
── しかも、今回はリベンジマッチ。
宮元 ハイ。僕の中で前回の炎出丸戦は一番振り返りたくない一戦なんですよ(苦笑)。正直、ほかのKO負けよりもイヤ。あの時は僕は炎出丸選手を甘く見ていた部分があって、首相撲でも勝てると思っていた。でも、あの負けがあってからからこそ、もっと練習にも、もっと首相撲にも取り組むようになった。もしかしたらあそこで負けておいて良かったのかなとも思いましたね。
── 炎出丸選手に負けたのが悔しすぎて、すぐタイに行ったという話も聞きました。
宮元 ハイ、1カ月後くらいに2週間ほど滞在しました。別の環境で練習するということも自分にとっては大きなプラスになりましたね。首相撲やマススパーなど、タイの練習も体験することができたし。
── 再戦のイメージは?
宮元 向こうも前回より全然強くなっていると思います。僕も首相撲ができるようになったし、いろいろな面で強くなったので。まだどういうふうに闘おうかまでは決めていませんけど。自分の良さをどんどん出していければと思っています。
── 最近の炎出丸選手の動向は?
宮元 正直あまり見ていない。一度負けたからといって、あまり気にしていなかったので。
── 向こうは背水の陣で臨んでくることが予想されます。
宮元 お互い絶対負けられない闘いなので、すごく面白い試合になると思います。
── 周囲からのハッパは?
宮元 橋本(敏彦)師範や町田光選手からもたくさんかけられています(苦笑)。父からは「今回負けたら、もう上にはいけない」とは言われました。
── 勝ったら次のターゲットも定めている?
宮元 正直、前回は小笠原選手にああいう負け方をしているので、炎出丸選手に勝ったからといってデカいことは言えないでしょう。組まれた試合をコツコツ勝ち続けて、KNOCK OUTに出続けられるような選手になりたい。
── 試合では、どんなところに注目してほしい?
宮元 蹴り技は見ていると思うので、今回も蹴りはいっぱい出すつもりだけど、首相撲もうまくなっているところを見せたい。パンチ力も上がっているので、そこにも注目してほしいですね。
── 蹴りだけの宮元啓介ではないぞ、と。
宮元 そうですね。そんなことをいって、また蹴りだけになってしまうかもしれませんけど(苦笑)。
○プロフィール
宮元啓介
所 属:橋本道場
生年月日:1992年12月16日生まれ(24歳)
出 身:埼玉県
身 長:168cm
戦 績:39戦24勝(9KO)10敗5分