潘隆成選手 インタビュー公開!

インタビュー

公開日:2017/6/2

2017年6月11日(日)に後楽園ホールで行われます「REBELS.51」にて杉本卓也選手と対戦いたします、潘隆成選手のインタビューを公開させていただきます。

「今の僕の実力ならば、負ける相手ではない」



── もうすぐREBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王座決定トーナメントが開幕します。

 僕はアマチュア時代からずっとREBELSでやっているので、話が来た時にはうれしかったですね。ずっとREBELSのチャンピオンベルトが欲しかったので。

── 他の出場メンバーを見た時の感想は?

 自分にとっては2人も勝てなかった選手が含まれているのでやり甲斐を感じます。

── 3月にドローに終わったスアレックと一昨年1月にKO負けを喫した鈴木真治選手のふたりですね。

 昨年5月、中国でウェイ・ルイ(のちの初代K-1 WORLD GPライト級王者)に敗れて以来ずっと勝っていたけど、スアレックとはドローだったので単純に悔しかった。今までやってきたタイ人の中では一番強かった。前口さんや雷電さんと闘った試合を見たら力強い感じだったけど、僕と闘った時にはベーシックというか、テクニックもしっかりしていた。

── 勝てなかった最大の要因は?

 ちょっと警戒しすぎてたからですかね。本当はもっといけたけど、トレーナーから「手堅くいけ」という指示が出ていたので。行くところと手堅くするところのバランスをしっかりとることができたら、次は勝てると思います。一石二鳥じゃないけど、決勝でスアレックとやって優勝したい。

── スアレックと完全決着をつけたうえで、さらにREBELSのチャンピオンベルトを腰に巻くこともできる、と。

 そうですね。もしスアレックとの再戦が決勝で実現すれば、前回と同じ展開にはならないでしょう。向こうも闘い方を変えてくるでしょうからね。それは僕も一緒だけど、全体的に伸びていると思うので上回る自信はあります。もしかしたら今回もスアレックとは一回戦で再戦するのかなと思ったんですけどね。

── 一回戦で対戦することになった杉本卓也選手の印象は?

 誰と闘っても大丈夫だと思っていたので。あまり試合を見たことがなかったんですよ。油断しているわけじゃないけど、今の僕の実力からすれば負ける相手ではない。

── 普段通りの練習をしていれば問題はない?

 そうですね。それプラス、今回はキッチリと倒しにいきたい。向こうもすごく気合が入っているみたいなので、こちらも全力で挑むつもりです。ルールはムエタイなので、組んでの攻防やヒジ打ちも含めて全部の技を使って闘うところを見てほしい。

── 他の一回戦の行方も気になる?

 僕の希望としては鈴木選手に勝ち上がってもらって準決勝で闘いたいですね。初対決の時と比べたら、僕も成長しているので。鈴木選手と闘った時はまだ8戦目だったけど、今度の杉本戦は22戦目。その間、日本で外国人選手とも闘ったし、タイや中国にも行ってハイペースでリングに上がってきた。経験の面が一番成長したと思いますね。

── 鈴木選手と闘った頃は試合の翌日になると通常歩行が困難なほどのダメージを負っていた記憶があります。

 いまは翌日になってもなんともない(苦笑)。1カ月1回のペースで闘っていくうちにスネも丈夫になったんですかね。

── ちょっと先の話になるけど、このトーナメントで優勝したら何をしたい?

 また海外で試合をしたい。タイもそうですし、中国も盛り上がっているじゃないですか。今年5月にも中国で試合をする話があったけど、僕のケガで流れてしまったんですよ。ヒジなしだったけど、ちょっと挑戦したいなというのはありましたね。(チャンスがあれば)KNOCK OUTにも出られたらいいなと思います。スーパーライト級といったら潘隆成と真っ先に名前があがるまでステータスを高めたい。

○プロフィール
潘 隆成
所  属:クロスポイント吉祥寺
生年月日:1993年8月2日生まれ
出  身:東京都
身  長:181cm
戦  績:21戦17勝(5KO)3敗1分
タイトル:WPMF 日本スーパーライト級王者



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