ピラオ・サンタナ選手 インタビュー公開!

インタビュー

公開日:2017/9/2

2017年9月6日(水)に後楽園ホールで行われます「REBELS.52」にて津橋雅祥選手と対戦いたします、ピラオ・サンタナ選手のインタビューを公開させていただきます。

── 初日本はいかがでしたか?

サンタナ 良かったです。負けましたけど日本を訪問できて本当に良かったです。

── 今のお気持ちは?

サンタナ レベルスの常連選手になりたいと深く決意している次第です(神妙)。

―― スアレック選手はいかがでしたか?

サンタナ いい選手でした。ガンガンやりあいました。ダウンを奪われ最後はレフェリーストップとなりました。完全KOされたわけじゃないのでまだ続けたかったです。なので、突然終わりとなってしまってリング上で取り乱してしまいました。マナート会長から態度が悪いと叱責されて(笑)。でもあれはやはり負けでした。レフェリーは間違っていません。

―― 今はもう気持ち面は大丈夫なのですか?

サンタナ 大丈夫です。映像の自分の姿を観てちょっと恥ずかしいです。初日本ということでかなり気合を入れていました。どうしても勝ちたい、勝たなければならない、そういう気持ちでした。それにタイ人に合わせると試合の流れを持って行かれるので自分の方からガツガツ行こうと決めていました。相手が一枚上手でしたね(苦笑)。もう少し頭を使ってやれば良かったなと思いますが、あれはあれでいい闘いだったと思っています。今回はもう少し考えてやりますよ。

―― あなたの前に出るその姿勢が山口会長の心を刺激したようです。倒しあいの姿勢が場内を一挙に熱くしました。セコンドも「サンタナ選手の気持ちの強さに感動しました」と驚いていましたよ。

サンタナ ははは。そうですか。そう言って頂けると嬉しいです。

―― 『負けたけれどサンタナの気持ちが熱いので即座にもう一度の起用を決めた』と山口会長は言っていました。

サンタナ 大変嬉しいです。期待に応えるよう激しい戦いを今回もしたいと思っています。

―― ところでレベルスはどうでしたか?

サンタナ 初日本なので僕はレベルスしか知りません。これまでのどの国の団体よりレベルスは最高でした。スタッフの人たちもパーフェクトでした。とにかく羽田への到着から羽田からの出発までの一週間の全てが僕にとっては最高でした。日本へ遠征経験のある選手全てが言っていることが実感として分かりました。日本は他国と全然違う。凄いです。別格です。レベルスは素晴らしいです。ずっと参戦したいです。

―― カポエラの先生なのにカポエラの技を出す前に試合が終えました。

サンタナ パンチ合戦で終わってしまいました(笑)。今回はそういう点も含めてスマートな闘いをしたいと思っています。やみくもに前に出るだけの形にはならないでしょうね。

―― 今回の試合への向けての調整は?

サンタナ スアレック選手に負けてオランダに戻ったわけです。そしたらすぐに再オファーが届いたので驚きました。日本は初戦で負ければ二度と呼んでもらえない、とマナート会長や周囲からも聞いていたからです。俺はもう日本とは縁が切れたなと諦めかけていたのでオファーには本当に驚きました。嬉しかったです。今回の津橋選手は長身なので距離を取ってくるだろう予測しています。練習相手は180cmほどの選手たちとスパーを繰り返しました。メジロだけでなくグローリージムに出稽古に行ってマラト・グレゴリアンともスパーを重ねました。マラトは強い。痛かったです(苦笑)。マナート会長とも対策を考えて調整もばっちりです。

―― 山口会長は『一つウエイトを落としたライト級の方が合うだろう』と考慮し今回のトーナメント起用を決めたそうです。前回は63.5kg。今回は61kgです。

サンタナ いろいろ配慮してもらってありがたいです。期待に応える闘いをします。前回以上に熱くそれでいてスマートな闘いをします。

―― 今回の意気込みを。

サンタナ 激しくクレバーな戦いで11月の決勝へ勝ちあがります。リングで熱く戦う僕を楽しみにしてください。前回とはまた違った僕の一面を見せます。カポエラも含めて。

―― レベルス関係者へ何かあれば。

サンタナ 再びお会いできることが楽しみです。あ、それと家内が妊娠しました。来年僕はパパになります。そんなこともあって今回は必ず勝利をもぎ取ります。

^