【REBELS.67】麻火佑太郎インタビュー公開!
インタビュー
公開日:2020/11/5
取材 安村発「僕と対戦した相手からはやりづらいと言われる。自分の独特なスタイルで魅せる」
――選手に独特なリングネームを付ける風潮のPHOENIX GYMに所属しているだけに、“麻火佑太郎”というのは当然リングネームですよね?
「そうですね(笑)。本名は清水佑太郎と申しまして、リングネームはジム代表の前村さんが命名してくださいました。麻火にはどういう意味があるのかはわかりませんが、いくつか候補を頂いた中から選んで、個人的にはとても気に入っています。今回は改名して初の試合で、僕は長野から4月に上京してきてPHOENIX GYM所属としても初試合なので、どれだけのパフォーマンスができるのか凄くワクワクしています」
――なせ上京を?
「地元の長野では、まず6歳から12歳まで空手をやっていて、14歳のときにキックボクシングに興味を持ち始めて、近所にあったClub TOSHIというジムに入りました。そこでキックとテコンドーを学んで、アマチュアで30戦ぐらい行ってから、17歳でプロデビューしました。2017年のK-1甲子園では-60kgトーナメントでベスト4になっています。
ただ、長野だとキックの競技人口が少ないし、東京で挑戦してみたい気持ちが湧いてきて、今年3月に上京しました。プロ選手が揃っているところに魅力を感じてPHOENIXに入って、今は仕事と両立しながらやっています」
――今回REBELS初参戦が決まりました。
「日本のトップ選手が集まっていて、個人的に凄く好きな小笠原瑛作選手が活躍されているし、憧れのリングでした。あと、ジムの先輩の雅駿介選手がタイトルマッチに挑戦したのを見ているので、自分もいつかベルトを獲りたいと思っています。
3月から相手のケガやコロナの影響で5回も試合が流れていて、モチベーションが上がったり下がったりで大変でしたが、今回やっと試合ができます」
――対戦相手の中澤選手にはどのような印象がありますか?
「試合映像を何度か見たところ、パンチが凄くうまいなと感じました。強い選手が多いTRY HARD GYMで練習しているので、当然強いと思っています」
――試合ではご自身のどういう持ち味を活かして戦いますか?
「僕は空手時代から蹴り技が得意で、テコンドーもやって、さらに蹴りに磨きをかけました。回転蹴りもをたくさん練習していて、自分の独特なスタイルでお客さんに魅せる試合ができると思います。PHOENIX GYMではムエタイも学んでいるので、色んなものを融合した戦い方を今回どれだけ出せるのかワクワクしています。
今までも、ガツガツくる印象があった対戦相手が、いざ試合になるとそうでもなかったことがありました。僕は独特な間合いには、相手の良さを消しつつ自分のペースに持っていく力があるのかなと思います」
――今後の目標を教えて下さい。
「REBELSのリングに上がるからには最終的にはベルトを巻きたいです。先輩のハチマキさんがライト級とスーパーライト級の二階級を制覇しているので、自分もそれに続くような選手になりたいです。
あと、REBELSで一度も試合をしていない自分が言うのもなんですが、スアレック選手と試合がしたいです。そこまでの位置に行った時にスアレック選手がまだチャンピオンにいるかはわかりませんが、そこに辿り着くことも目標です」