【REBELS.67】中澤良介インタビュー公開!

インタビュー

公開日:2020/11/5

取材 安村発

「僕はキック一本の生活。キックで成功してどんどん名前を上げていきたい」



――格闘技はいつから始めたのですか?

「元々は母が格闘技好きで、僕も山本KID徳郁さんが好きになって、幼稚園の年中の時にレスリングを始めました。東日本の18kgで2位を取ったことがあります。
その後、近所にTRY HARD GYMができたので小学5年生のときから通い始めました。アマチュアは10試合ぐらいやって戦績も負け越していたんですが、プロデビューしてからは新人王トーナメントで優勝して、だんだん自信がついてきました」

――キックボクサーでレスリングベースの選手はなかなかいませんが、レスリング経験がキックに活きていることはありますか?

「身体と身体をぶつける競技なので、身体が頑丈になった気がします。あと、レスリングをやっている人はバク転ができたり身体能力が高い人が多いですが、僕は特に何もできません(笑)。ちなみにレスリング時代の得意技は両足タックルでした」

――今回の対戦相手の麻火佑太郎選手についてはどういう印象がありますか?

「試合映像が1試合ぐらいしか見つからなくて、印象は特にありません。警戒すべきことも特にないですね。コロナの影響でずっと試合ができなかったと聞いたのでかわいそうだなと思ったぐらいです」

――REBELSでの目標はありますか?

「9月にKNOCK OUTで試合をさせてもらったとき、61.5kgのRED初代王座決定トーナメントで優勝したスアレック選手が、『61.5kgのBLACKルールのベルトが欲しい』と言われていた記事を読んだので、まだベルトはありませんがそこを目標にしたいと思います。
今回の試合ではBLACKルールらしく打ち合いを見せた上で、倒して勝ってアピールしたいと思います」

――TRY HARD GYMは龍聖選手や宮崎姉妹など若手選手の活躍が目立っていますが、刺激になっていますか?

「僕も19歳で若手の部類に入ると思うので負けていられません。ライバルは、同じREBELSを主戦場にしている龍聖ですね。勢いで負けているので悔しい。彼は挑発キャラでも目立っていますが、僕は根が良いやつなのでああいうことはできません」

――今は現役大学生?

「いや、大学は行ってなくてキック一本の生活です。常にキックで強くなることを考えていて、僕はキックだけしかできない人間なのでここで生き残らないとなと強く思っています。キックで成功してどんどん名前を上げていきたいと思います」

――最後にファンにメッセージをお願いします。

「9月のKNOCK OUTでは負けたのですが、いい勉強になりました。その前にも負けていて今は2連敗なんです。きっと今回が、今年最後の試合になると思うので、最後は笑って終わりたいです」




プロフィール
中澤良介(なかざわ・りょうすけ)
所  属:TRY HARD GYM
生年月日:2001年3月23日、19歳
出  身:東京都町田市出身
身   長:170cm
戦  績:9戦5勝3敗1分

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