【REBELS.69】バズーカ巧樹インタビュー公開!
インタビュー
公開日:2020/11/20
「相手が生意気なので、『公開処刑』します」
12・6「REBELS.69」で大谷翔司と対戦するREBELS-BLACK 63kg級王者・バズーカ巧樹。
10月26日のカード発表会見では大谷が「自分は元自衛隊員で本物のバズーカも扱っていたが、バズーカ選手は全然バズーカじゃない。『不発弾・巧樹』に改名させたい」と挑発。
この言葉に静かな怒りを燃やす王者からは、徹底して物騒な言葉しか出てこなかったが……。
──対戦カード発表の会見の際、大谷選手の挑発的な発言がありました。その場で聞いてどんな気持ちでしたか?
バズーカ まあ、自分からするとどこの誰だか分からなかったので、「何か言ってんな」と思ったんですけど、すごく生意気だったんで、いつもよりも殺しにいこうと思ってます。
──やっぱりムカついた?
バズーカ ムカついた……というか、まあ生意気だから処刑しようかなと。
──しょ、処刑ですか……。ただ、このところKOが出ていないところを指摘する発言でもあったわけで、「痛いところを突かれた」という気持ちもあったりは……。
バズーカ 最近KOできてないのは事実ですけど、その分も含めて味わってもらいますよ。当日はどんな形であろうと痛めつけてやろうと思ってます。
──「誰だか分からなかった」という大谷選手ですが、その後、映像を見たり対策をしたりというのは……。
バズーカ いや、弱そうなんで試合も別に見る必要はないと思ってます。当日まで見ないんじゃないですか。
──それで十分と。
バズーカ 当日分かると思いますけど、全く相手にならないと思うんで。いろんな意味で懲らしめてやりますよ。
──では最初から倒しにいく?
バズーカ すぐ倒しちゃうと面白くないんで、痛めつけてから仕上げにぶっ倒そうかなと。
──バズーカ選手の場合、パンチも蹴りも倒せる武器として持っていますが、どちらでいきたいというのはありますか?
バズーカ いえ、特にどちらかでというのはないんですけど、パンチと蹴り両方で痛めつけて、楽しんでから倒そうと思います。最後がどちらになるかはその時の気分で。
──個人的には、どう倒した時が一番気持ちいいですか?
バズーカ 何で倒すとかっていうより、相手が痛がっている顔を見る方が気持ちいいかもしれません。その意味でも、ゆっくり時間をかけて削っていきたいと思います。」
──今回、8月にREBELS-BLACK 63kg級王座を奪取してから初めての試合となります。チャンピオンとして戦うことは意識しますか?
バズーカ それも特にはないですね。でも自分がチャンピオンであることで、より一層、絶対に負けられない戦いだと思ってるんで。それも含めて、今回は本当に殺しにかかろうと思ってます。
──そうなると、「チャンピオンらしい試合」とかそういう意識は……。
バズーカ ないですね。特に今回の目的は、倒すというよりも、痛めつけて、本当の怖さを分からせてやるということなので。
──そこまで思っているのは、大谷選手がナメた口をきいたからだと……。
バズーカ そうですね。ホントに生意気なんで、本当の意味で痛めつけてやらないといけないなと。
──そ、そうですか……。ところで少しさかのぼりますが、8月に丹羽圭介選手からベルトを奪った試合についてお聞きします。バズーカ選手のパンチも入ってはいましたが、丹羽選手がタフだったという印象があります。
バズーカ そうですね、やりづらさもあったし、ピンポイントでもらわないうまさがあったなと思います。自分の実力不足ということもあるんですけど、丹羽選手の技術もあって倒せなかったですね。
──そういう部分も含めて強化・改善しているところはありますか?
バズーカ 特にここをというのはないんですけど、パンチ・蹴りどちらでも倒せるとは思うので、それをどうやって当てるかをより考えているという感じですかね。
──菅原会長からは何か言われていますか?
バズーカ 具体的なことを言われたりは特にないですけど、どんなことよりもとにかく気合いだと思っているので、さらに気合いを入れて練習してます。倒し切れないというのも、自分の中でもう一歩踏み出す気持ちが足りなかったからだと思っているので。勝ちにいくというより、倒しにいくという気持ちをより一層、自分の中で作れたらいいなと思ってます。
──その最高の形が、今回の試合で見られるということですか?
バズーカ でも、今回は「倒す」というよりも「公開処刑」がテーマなので。お客さんが引くぐらいの公開処刑をお見せしたいと思ってます。
──公開処刑ですか……。大谷選手に言っておきたいことはありますか?
バズーカ 本当の公開処刑を味わわせてやるんで、当日はしっかり気合い入れて来いよと。簡単に倒れんなよと言いたいです。
──おそらく、今年はこれが最後の試合になるかと思います。今年はREBELS王座も獲得した年になりましたが、ここまで振り返るといかがですか?
バズーカ 一発目、2月のKNOCK OUTでの「無法島GRAND PRIX」で準優勝に終わって、「優勝」という結果が残せなかったのは自分に何かが足りないと思ったので。今年、REBELSのベルトを獲れたことは一つの通過点にはなったんですけど、来年はもっと飛躍の年にしたいと思ってます。特に何がやりたいというのはないんですけど、目の前に現れた強い敵を倒していって、より強い相手と戦っていきたいです。強いヤツを倒せば、自然と自分の強さも周りに伝わると思うので。
──そこにつなげるためにも、今回は公開処刑と。
バズーカ それは来年どうこうとは関係ないです。ただ息の根を止めてやります。
プロフィール
バズーカ巧樹(バズーカこうき)
所 属:菅原道場
生年月日:1996年11月16日
出 身:千葉県富津市
戦 績:31戦22勝(8KO)7敗2分
タイトル:REBELS-BLACKスーパーライト級王者、MA日本スーパーライト級王者