【REBELS.68】壱・センチャイジムインタビュー公開!
インタビュー
公開日:2020/11/24
「『REBELS』にサウスポーでイケメンは二人もいらない。瑛ちゃんに辿り着くまで勝ち続ける」
――前回、9月の「REBELS-RED 55.5kg級王座決定トーナメント」一回戦では念願の小笠原瑛作選手と対戦しましたが、残念ながら97秒でKO負けを喫してしまいました。思い出したくない一戦ですか?
壱 思い出したくないというか、試合自体記憶にないまま終わってしまいました。試合中に僕はイケる!と思ったら負けてしまう傾向があって、実際に「瑛ちゃんの圧力ってこんなもんなんだ!? これならイケる!」と思った時に負けてしまいました。不完全燃焼ではないですけど、またやりたいという気持ちが出てきたのでこれからは瑛ちゃんに辿り着くまで勝ち続けるだけです。
――試合映像も見ました?
壱 見ましたけど、もうすぐに終わってしまったのであの試合に関しては感想も何もなく、反省しかありません。
――ご自身はムエタイベースだけに、逆にああいうこかす技をやりたかったという想いはありました?
壱 あの試合は盛り上げたかったので打ち合いにいきたかったのですが、打ち合いに入る前のリードの前蹴りを逆手に取られて、ムエタイのジム所属なのにムエタイの技術で負けてしまいました。アンチからのコメントと、センチャイ会長から「話にならない」と突き放されたことでメンタル的にも強くなって帰ってきました(笑)。
――ちなみにアンチからはどのようなコメントがあったのでしょう?
壱 「いい負け様」とか、めちゃくちゃDMが入っていましたが、僕はメンタルが強いので全く気にしていません。メンタルが強くないと“職業イケメン”と自分では言えません(笑)。
――確かにそうですね(笑)。では練習再開も早めに?
壱 KO負けしてしまいましたが、脳のダメージを気にしていたら何もできなくなると思ったので、試合翌日に練習を再開しました。
――早速、今回再起戦が用意されました。鈴木貫太選手にはどのような印象がありますか?
壱 アグレッシブなファイターですよね。来ないタイプよりもガンガン前に来てもらえる方が僕的にはやりやすいですし、試合も盛り上がると思います。鈴木選手には「僕だからとビビらないで、鈴木選手らしくガンガン前に出てきて欲しい」とメッセージを送りたいですね。
――壱選手はここ数戦では各団体のチャンピオンとの対戦が続いていた中で、鈴木選手はキャリア7戦の新鋭となります。そういう相手を用意されたことをどう思います?
壱 この前の負けで『REBELS』の僕に対する評価がそれぐらいに落ちたということですよね。そんな負け方をあの大一番でしてしまい、口では何とでも言えるので結果で出すだけです。鈴木戦では圧勝するのは当たり前で、テクニックの差を見せようと思います。僕は左ミドルがめちゃくちゃ得意でしたが、1カ月半ぐらいケガで蹴られない状態だったんです。今は完全に回復しているので左ミドルをばんばん蹴りまくります。テーマは『左ミドル復活!』ということで。鈴木選手が前に出てくればくるほど左ミドルの数も増えるわけです。
――階級を上げて動きに問題はありませんか?
壱 凄く動きやすくなったんです。元々僕はフィジカルが強くないのですが、テクニックでカバーするので問題ないかと。鈴木選手はテクニックで勝てないとわかっていると思うのでパワーとフィジカルで勝負してくるでしょうね。
――来年には打倒瑛ちゃんを達成しますか?
壱 そうですね。僕はこのまま勝ち続けて、瑛ちゃんがトーナメントで優勝して最初のタイトル防衛戦が決まれば僕が名乗りを上げるので指名してほしいですね。サウスポーでイケメン。『REBELS』にそういうキャラは二人もいらないので必ず倒します。口だけ顔だけキャラを卒業したので今後の僕に注目してください。まず次に試合では、僕の顔だけじゃなく試合もちゃんと見ていて下さい。
プロフィール
壱・センチャイジム(いっせい・センチャイジム)
所 属:センチャイムエタイジム
生年月日:1997年8月15日
出 身:沖縄県那覇市
戦 績:19戦14勝(6KO)4敗1分