【REBELS ~The FINAL~】紀州のマルちゃんインタビュー公開!

インタビュー

公開日:2021/2/17

「入場を見てくれれば、『マルちゃんってカッコいいな』って思うんで」



2・28『REBELS ~The FINAL~』の「ライト級/BLACKルール/3分3R・延長1R」で、麻火佑太郞と対戦する紀州のマルちゃん。
選手欠場による代理出場で『REBELS』には初参戦となるが、自分が華のある存在だということにかけては圧倒的な自信があるようだ。風変わりなリングネームの由来とともに、マルちゃんの自信のほどを聞け!



──急きょ代理出場ということになりました。オファーを聞いたときはどんな気持ちでしたか?

紀州のマルちゃん(以下マル) 正直、おいしいなというのが一番の印象ですね。。大きな舞台に呼んでもらえるのがうれしいなと思います。で、後楽園ホールでの試合は2回目で、2019年10月(ハルク大城戦)が初めてだったんですけど、そのときは1RでKOされたんで、今回は勝ちたいです。

──相手の麻火佑太郞選手について、カード変更リリースのコメントでは「知らない」ということでしたが、その後映像を見たりは?

マル 見ました。面白い選手やなあとは思います。普通のキックの選手とは違うスタイルで、テコンドーの蹴りとか横蹴りとかいろんな技を持ってるんで、まだそこでは出てないいろんな罠を持ってるんやろなあと思います。

──それに対してどう戦いますか?

マル いつも通りで、作戦とかは特にないです。倒すだけです。

──どんな風に倒したいですか?

マル 失神させたいです。技にはこだわりはないですけど、失神はさせたいです。

──失神! 過去に失神KO勝利の経験は?

マル あります。1年ほど前に、相手が担架で運ばれてました。倒す前に何となく「あ、いけるな」という感覚が来て、終わったら「あ、倒れた」と思って。失神したとは思ってなかったんですけど、見たら泡吹いてたっていう感じですね。

──所属の武勇会はハードパンチャーの多いジムですよね。マルちゃん選手の場合は?

マル 先輩たちもすごいんですけど、僕はまた違った、華のあるKOができると自分では思ってるんで。特に麻火選手にこだわらず、ライト級やったら誰でもいいなあと思ってるんで、有名な選手と当ててほしいなと思ってます。

──前述のコメントでも「華がある」ということを強調されてましたよね。どのあたりに華が?

マル 風貌というか、オーラは一番あると思いますよ。あと、試合を楽しみながらやってるというのが伝わってると思います。

──何よりリングネームが特徴的ですが、これは?

マル 本名から来てる部分もあるんですけど、覚えてもらいやすい名前にせんとアカンなというのがあって、「紀州のドンファン」からもらいました。

──あ、やっぱりそうなんですか!

マル もちろんそうです(笑)。和歌山出身というのもあるんですけどね。でも正直、どういう人かはほぼほぼ知りません(笑)。名前が売れてるんで、面白いなあと思って借りました。この名前と一緒に、俺のことを覚えてほしいです。

──ちなみに和歌山出身で、現在の所属は四国・愛媛のジムですよね。

マル 学校が四国やったんです。今後は就職もせんと、ずっと四国でやっていくつもりです。今は何もしてなくて、バイトだけなんで。いずれはキック一本でいきたいです。

──『REBELS』/『KNOCK OUT』についてはどういう認識ですか?

マル いいイベントやなと思います。昔からあって、大きな舞台なんで「立ちたいな」とは思ってました。

──今回の勝利の先って何か考えてますか?

マル あります。どこの団体とかはどうでもよくて、「マルちゃんはすごいな」「カッコいいな」「華があるな」と思ってもらえるような唯一無二の存在になって、名前が売れればいいなと。あとは刺激のあるしあいがしたいなと思ってます。

──今回は大谷翔司選手の代理ですが、昨年イノベーションの王座決定戦で大谷選手と対戦してますよね(判定負け)。

マル はい。大谷選手にはイノベーションのベルトを持っててもらって、ベルトの価値を高めといてほしいなと思います。絶対負けんといてほしいです。高めに高めたところで、おいしいところをもらいに行きますんで。

──お客さんに「ここを見てほしい」というポイントは?

マル 試合より入場を見てほしいです。「カッコいいな」って思うはずなんで。そこだけです。

──自分でそこまで言う選手はあまりいないと思うんですが……。

マル そうなんすよ。自分で言わないと、誰も言ってくれないじゃないですか。だから自分で主張していこうかなと思って(笑)。

──それだけ自信はあると。

マル ありますね。それが自信過剰になるんかどうなるか、分からんすけどね。

──まずは稼げるようにならないといけないですね。

マル でもやっぱり、そのためにも今度の試合は大事になってきますよね。コロナであんまり試合できひんから、2022年から勝負かなあと思ってたんですけど、ここでいい話が転がってきたんで、2021年は駆け抜けようかなと思います。

プロフィール

紀州のマルちゃん(きしゅうのまるちゃん)
所  属:武勇会
生年月日:1998年4月15日
出  身:和歌山県紀の川市
戦  績:9戦7勝(5KO)2敗


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