【REBELS.68/REBELS.69】前日計量レポート
レポート
公開日:2020/12/5
12月6日(日)東京・後楽園ホールで開催される『REBELS.68』『REBELS.69』の前日計量及び記者会見が12月5日(土)午後に都内で行われた。
出場選手が次々と計量をクリアーしていく中、『REBELS.68』のメインイベント(52.0kg契約)で対戦するREBELS REDスーパーフライ級王者・老沼隆斗(STRUGGLE)は51.7kg、心直(REON Fighting Sports Gym)は51.9kgで計量をパスし、あとは試合のゴングを待つのみとなった。
会見に臨んだ老沼は「調子も凄く良く、明日は『REBELS』の初メインなので、お互いに倒しにいく試合ができれば。僕もガンガンいこうと思います」とコメント。来年の目標については「外国人選手とやりたいですし、『REBELS』で白幡(裕星)選手や心直選手が上がってくると思うので、そういう選手にもまた勝って自分の強さを見せていきたい」という。
対する心直は「明日は老沼選手のおかげでメインができることを嬉しく思います。しっかりチャンピオンの胸を借りるつもりで『REBELS』でいい試合をして次につなげたい」と意気込む。自信があるのかと思いきや、理想の勝ち方を聞かれると「判定で勝ちたい(笑)。肌の白さでは負けていませんが、(老沼は)身体の厚みもあってフィジカルも強そう。1R目からガンガンきてスタミナもあり、ずっと蹴り、パンチの距離でずっとやらされると思うので、倒すのは本当に無理だと思います」と苦笑い。
初メインイベンターに抜擢されたことに関しては、老沼は「過去の『REBELS』は加藤竜二選手、ヤスユキ選手みたいにみんなキャラのある選手でした。特にヤスユキ選手が好きだったので、僕もテクニックで魅せられる試合をしたい」という。心直は「大番狂わせは最近他の団体でも増えてきて、REBELSでもそれは必要。下馬評では負けていますが、みんなの期待に逆に応えたい」とジャイアントキリングを起こすと宣言。そして「ここで勝てば来年は僕中心の一年になると思います。負ければ、老沼選手よりもレベルの低い選手が用意されてそこから上がっていくことになります。次期挑戦者決定トーナメントをやってもらいたい」とした。
また、セミファイナル(56.0kg契約)で対戦する栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)、ダウサコン・モータッサナイ(タイ)は共に55.9kgで計量をパス。
栗秋は「明日は『REBELS』今年最後の興行なのでしっかりKOして締めたいと思います。1R、2Rはまずテクニックを見せてKOできるところはしっかりKOを狙っていきますが、左フックか縦てヒジを狙うので警戒しといてください」と挑発コメント。
試合に向けては「できることはしっかりやりましたし、前回より多く走り込みをしてきたので問題ありません。減量もしやすく今回はすんなり倒して格の違いを見せたい。来年また新しいスタートを切れるように、僕が『REBELS』をしっかり引っ張っていけるように頑張ります」と意気込みを語った。
対するダウサコンは「今は緊張してますが、試合ができるのでとても嬉しいです」といい、栗秋のKOコメントに対しては「相手はヒジが強いと聞いたけど、自分は蹴りやテクニックで倒したいと思います」と迎撃に自信を見せた。
■第6試合 53.0kg契約/REDルール/3分3R・延長1R
白幡裕星 52.9kg
「明日は対戦相手が急遽変わりましたが、僕の目標は変わってないので松﨑選手の試合をさせずにしっかり倒して勝ちます」
松﨑公則 52.8kg
「明日はこの格好で東京経済大学グリーククラブの定期演奏会(男性合唱)に参加する予定でした。泰史選手が出場できず急なオファーで厳しい相手だとは思いますが、逆境をはねのけて私がMVPを撮りたいと思います。全国の中年の皆様、どうか力を送って下さい」
■第5試合 55.5kg契約/REDルール/3分3R・延長1R
壱・センチャイジム 55.3kg
「あまり多くを語っても口では何とでも言えるので、明日はきらきらの壱ちゃん復活ロード第一章になります」
鈴木貫太 55.4kg
「相手は強い選手ですが、勝つためにたくさん練習してきたので自信を持って戦いたいと思います」
■第4試合 REBELS-RED 53.5kg級王座決定リーグ戦/REDルール/3分3R
安達浩平 53.4kg
「明日は53.5kgのリーグ戦の2戦目になります。お互いに2点同士なのでここで勝ってタイトルマッチにいきたいと思います」
響波 53.2kg
「この試合が10代最後の試合になるのでしっかり決めてベルトに一歩近づけたらいいなと思います」
■第3試合 71.5kg契約/REDルール/3分3R・延長1R
津崎善郎 71.5kg
「今年は2戦やって2戦ともチャンピオンと試合しています。今回、競技は違いますが、ラウェイの世界チャンピオンなので明日を楽しみにしてます。僕は去年挑戦させてもらったREBELSスーパーウェルター級のベルトが欲しいので、ここで勝ってつなげたいと思います」
渡慶次幸平 71.3kg
「僕のパンツスポンサーの清水興行さんのワンマッチスポンサーを、今回のメインイベントに取られてしまいました。これは僕が前回負けてしまったからだと思います。それを取り返すためにも絶対に勝ちます。無法島GPと創成のタイガのGPが今年開催され、そのMVPも決まっていないので、11月の負けを忘れるぐらいの試合をして明日ボーバスをもらって2021年に笑顔で乗り込みます。来年引退するのでも逃さないように必ずペイパービューを買ってみて下さい」
■第2試合 55.5kg契約/REDルール/3分3R・延長1R
森岡悠樹 55.3kg
「前回は55.5kgリーグ戦の話をいただきましたが、しっかりモノにできませんでした。今回の相手は『KNOCK OUT』のトライアウト生であり、古村兄弟で名前があるので、ここでしっかり勝って来年につなげたいと思います」
古村光 55.0kg
「今回の試合は1年1カ月ぶりです。1年以上試合をしていませんが、もっと自分が強くなっているところを見せたい。明日はムエタイを見せます」
■第1試合 ミネルヴァ・スーパーフライ級挑戦者決定戦/2分3R・延長1R
佐藤”魔王”応紀 51.5kg
「今回このような大きな大会に出場できることをとても嬉しく思います。明日の試合では自分がすべきことをしっかりできるように頑張りますので応援よろしくお願いします」
IMARI 51.9kg
「勝ったらベルトに挑戦できるので、まずは目の前の一戦でしっかり勝って上がりたいと思います」
■オープニングファイト第2試合 60.0kg契約3分3R・延長なし(REDルール)
角谷祐介 59.8kg
「ウルフ選手と対戦したのは2年以上前の話になるので、気を引き締めて臨みます。年内にジム仲間の数名が試合を控えているのでここできっちり勝って士気を上げていきたい」
ウルフタツロウ 59.7kg
「角谷選手とは2年ほど前に対戦していて私は負けています。すでに勝利しているにもかかわらず、今回の試合を受けてくれて御礼を申し上げたいと思います。ヒジ、ヒザ、首相撲の技術は僕自身好きで、武器になるように鍛えてきたので試合を盛り上げつつリベンジさせてほしいと思います」
■オープニングファイト第1試合 女子46.0kg契約2分3R・延長なし(BLACKルール)
川島えりさ 45.7kg
「約2年ぶりのリングを楽しみにしてます。前回のデビュー戦の時よりも練習量や質の全ての面で最高にいい状態で明日を迎えられます。ねこ太選手は気持ちの強い選手ですが、思いっきりぶつかえりに行くのきっと熱い試合になると思います。オープニングファイトから注目、応援よろしくお願いします」
ねこ太 45.7kg
「※諸事情によりコメントなし」
『REBELS.69』のメインイベント(63.0kg契約)で対戦するREBELS-BLACK 63kg級王者・バズーカ巧樹(菅原道場)はジャストの63.0kg、大谷翔司(スクランブル渋谷)は62.9kgでクリアーした。
会見で大谷は「不発弾処理の準備は完了しました。体調も調子も最高なので明日はベストパフォーマンスができると思います。今年最後の『REBELS』の最終試合にふさわしい試合になります。最終的に倒せればベストですが、倒せなくても自分の評価が上がってお客さんも楽しむ試合になれば」とした。
それを受けてバズーカは「口では何とでも言えるので、明日のリングで全てがわかると思います」とニヤリ。恒例となった火薬の準備について聞かれると「満タンなのでリングで全てを見せます。火薬の量は前回よりも多めに投入しました。圧倒してKOします」圧勝KOを予告している。
そしてセミファイナル(73.5kg契約)で対戦するT-98(クロスポイント吉祥寺)、松倉信太郎(TRY HARD GYM)は共に73.3kgで計量をクリアー。
T-98は「やれることは全てやってきたのでそれをぶつけるだけ。メインの試合には勝利者賞、賞金が出るんですけど、セミには出ないので思わずポケットマネーが出したくなるような物凄い勝ち方をしたい」と気合い十分。
対する松倉は「このような大変な中で皆さんで力を合わせて大会を開催していただけていると感じています。殺るか殺られるか、負けるんだったらKOという選手もいますが、実際にそこまで腹を括って試合に上がれている選手は少ない。今、格闘技界を引っ張っている有名な選手はそれができているのかなと思います。僕もどこまで見せられるかわかりませんが、それを伝えられる試合をするので楽しみにして下さい」と落ち着いた様子でコメント。以前に松倉はT-98とは出稽古で一緒に練習したことがあり、「一番印象的だったのは、首相撲をやった時にふざけたぐらい強かった。そこで勝負すると厳しいので僕は僕の土俵で勝負しないといけないと思います」と組んでからの展開を警戒しているという。
続いて両者に対して理想とする勝ち方を聞かれると、まず松倉は「T-98選手はガンガン前にくるので、僕はしっかり自分の戦いをして勝つ展開になると思いますが、綺麗に倒すことが一番の理想。階級の重い選手はガチャガチャ攻めてくる選手が多いので、重い階級でも軽量級のようなテクニック、綺麗さを出して綺麗なKOを目指しています。“松倉信太郎vsT-98”のカードそのままが代名詞になるような試合をしたい」という。
それを受けてT-98は「僕はフィジカルを活かしてガチャガチャしてゴリゴリして勝ちたい。明日は細かいことをあまり考えずに、本能のまま戦いたい」と意気込みを語った。
■第5試合 63.0kg契約 3分3R・延長1R BLACKルール
丹羽圭介 62.9kg
「この1年は連敗したり、コロナがあったりと色々とありましたが、終わりよければ全て良し。自分を信じてうまくいかないことがあっても、自分を信じること、希望を持ち続けることで最高の結果が得られるということを証明する戦い、全てを懸けて相手を粉砕する戦いだと思います」
耀織 62.4kg
「明日はめいっぱい楽しもうと思います」
■第4試合 65.0kg契約 3分3R・延長1R BLACKルール
鈴木千裕 64.8kg
「今回の試合も当然KO一択に限ります。僕の中では判定勝ちはクソ食らえだと思うので、全力でKOを狙いにいくのでよろしくお願いします」
渥美尚也 64.6kg
「今回、REBELS初出場なのできっちりインパクトある試合をして勝ちたいと思います」
■第3試合 57.5kg契約 BLACKルール
光太朗ZLS 57.3kg
「初参戦なので印象的な試合をしたいと思います」
龍聖 57.3kg
「明日は松倉さんと自分の試合以外だとパっとした試合がないので、圧倒して勝って次のスターになれる存在だということをしっかり見せます」
■第2試合 77.0kg契約 3分3R・延長1R BLACKルール
吉野友規 76.4kg
「今年はアラサーの最後の年。しっかり覚悟を決めた試合だと思われる内容にします」
小泉竜 76.9kg
「明日は頑張ります。応援よろしくお願いします」
■第1試合 女子48.0kg契約 2分3R・延長1R BLACKルール
山上都乃 48.0kg
「パンチで打ち合える準備をしてきたので、明日は面白い試合をします」
ERIKO 47.8kg
「『REBELS』のインタビューで山上選手はパンチで打ち合うというので、試合を楽しみにしています」
■オープニングファイト第2試合 61.0kg契約 3分3R・延長なし BLACKルール
柴崎”ワンパンマン”亮 61.0kg
「今回ハイキックを死ぬほど練習してきたのでハイキックでKOしようと思います」
斧田雅寛 60.9kg
「柴崎選手とはアマチュア時代に一度対戦してまして自分がKO負けしているので、今回勝つのは当たり前。判定ではなく必ずKOで勝ちたいと思います。メインの選手と比べても面白い試合ができるのでOPから見て下さい」
■オープニングファイト第1試合 53.5kg契約 3分3R・延長なし BLACKルール
宮下友樹 53.1kg
「対戦相手が僕のお父さんよりも年上なので負けられません。前回の試合で負けているのでここで落ち着いて自分らしい試合をして勝ちたいと思います」
山岡由忠 52.6kg
「私はカフェを経営していて14年間営業していた茗荷谷のお店を閉店して12月10日から東村山にオープンするので、この試合で勝っていいスタートが切れたらいいなと思います」